1.家族信託~実家の売却プラン
ご相談例 介護施設入所予定の母を持つHさんの場合
<ご相談内容>
父の死亡後、母が一人暮らしになりました。
母は精神的・身体的にみるみる弱っていくので、将来的には介護施設への入所や同居することも検討しています。
もし母が住んでいる実家が空き家になる場合は、売却や賃貸に出すことも検討していますが、今すぐに売却することはできません。
このまま何もしないでいると、これからの長いお母様の生活を維持するために必要な財産管理に問題が発生します。
もし、お母さまが認知症を発症すると、実家の売却や契約も、管理・修繕も容易にはできなくなります。
具体的には、
・介護施設入所費用にあてようと思っていたのに、お母様が自分で自宅を売れない
・不動産の管理や、バリアフリー化のための修繕を行うことができない
・空き家を賃貸に出すことも売却することもできない
という問題が発生します。
※成年後見制度を利用する場合の注意点はこちら
そこで、検討頂きたい家族信託制度が「家族信託~実家の売却プラン」です。
家族信託を行うことで、万が一お母さまが認知症になったとしても、息子さん(管理者は誰にするかを家族信託契約において、お母様とご家族で合意して決めることができます。)が管理をしていくことができるようになります。
このようなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。