2.家族信託~空き家管理プラン
家族信託は、このようなお客さまの要望もかなえることができます。
ご相談例 実家が空き家になっている親を持つYさんの場合
<ご相談内容>
Yさんは、高齢の両親と昨年から、Yさんの自宅で同居しています。
そのため、両親の実家は現在空き家になっているので、今後は自分が管理をしていかなければと考えています。
このまま何もしないでいると、これからの両親の生活を維持するために必要な財産管理に問題が発生します。
もし、家の持ち主であるご両親が認知症を発症すると、実家の売却、契約も、管理・修繕も容易にはできなくなります。
具体的には、
・実家を建て替える予定であったのに、新しい建物の設計及び建築ができない
・実家の売却をしたいタイミングになっても、売却をすることができない
・賃貸物件として管理や修繕、契約(賃貸借契約、修繕のための請負契約)を行うことができない
という問題が発生します。
※成年後見制度を利用する場合の注意点はこちら
そこで、検討頂きたい家族信託制度が「家族信託~空き家の管理プラン」です。
家族信託を行うことで、万が一お父さま(実家の名義人であるご両親のいずれか)が認知症になったとしても、息子さん(管理者は誰にするかを家族信託契約において、お父様とご家族で合意して決めることができます)がご自分の判断で実家の管理や売却・修繕をしていくことができるようになります。
このようなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。